フランス著作権法について、これまで雑誌に掲載した記事のほか、個人的にまとめたものを順次、掲載しています。
序論
第1 フランス知的財産法典の構造
第2 フランス著作権法の歴史的発展
1 法典編纂まで
2 法典化後の主な改正 ①法典編纂~2000年まで ②2000年代 ③2010年代 ④2020年代以降
第3 著作権関係の欧州指令・・・EU新著作権指令の概要(ジュリスト1538号掲載)
第1編 著作権
第1章 著作物
第1節 保護される著作物
第1 総論
第2 積極的要件
1 知的創作物であること
2 表現形式の創作であること
3 創作性
第3 消極的要素
第4 形式的要件→不要
第2節 個々の著作物
映画の著作物・・・「映画に関する諸問題」(著作権研究所研究叢書No.27掲載 著作権情報センター2019年3月発行)
第2章 著作者
第3章 著作者の権利
第1節 著作者人格権
第1 総論 著作者人格権概要 著作者人格権の性質
第2 各論
1 公表権
2 氏名表示権
3 同一性保持権
4 修正・撤回権
第2節 著作財産権
第1 総論
第2 各論
1 上演・演奏権 ①上演・演奏、②放送、③インターネット送信
2 複製権 ①複製、②翻案
3 複写複製権
4 その他 ①譲渡、②貸与
5 追及権総論 追及権各論
第3 著作権の例外
1 総論
2 各論 ①私的な上演・演奏、②私的複製、③要約および短い引用、③新聞雑誌の論説紹介(プレス・レビュー)、公の演説の伝達、競売のための美術の著作物の複製、③研究における説明目的の利用、④パロディ、⑤電子的データベースの内容にアクセスするために必要な行為、⑥一時的複製、⑦障害者のための利用、⑧図書館等による保存目的または研究調査目的の利用、⑨報道目的の美術の著作物等の利用、⑩テキストおよびデータマイニング、⑪公道に恒久的に設置された建築の利用、⑫教育における説明目的の例外、⑬入手不可能な著作物の利用(122-5条①~⑬、文中①~⑬は号に対応)。
パロディの例外について・・・JRRCメールマガジン記事
第2編 著作隣接権
第8章 プレス隣接権・・・報道出版者に与えられた著作隣接権をめぐるGoogletoフランス報道出版者との枠組合意(コピライト723号28頁掲載)
第3編 著作権、著作隣接権およびデータベース製作者の権利に関する一般的規定
第1章 私的複製に対する報酬・・・フランスにおける私的複製に対する報酬制度の動向(コピライト655号35頁掲載)